2026.07.27
経理担当者一人に、すべてを任せていませんか?
会社が成長してくると、
「経理担当者を採用したい。」
「freeeができる人が欲しい。」
「資金繰りまで見られる人が欲しい。」
「給与計算や請求業務もお願いしたい。」
「金融機関対応も任せたい。」
「補助金についても相談したい。」
といったご相談をいただくことがあります。
もちろん、優秀な経理担当者を採用することは会社にとって大きな力になります。
しかし、ここで一度考えていただきたいことがあります。
その仕事は、本当に一人の経理担当者に求める仕事でしょうか。
「経理」と一言で言っても仕事は様々
「経理担当者」と言っても、その仕事内容は様々です。
- 記帳業務
- 請求書の発行や入金確認
- 給与計算
- freeeなどのクラウド会計の運用
- 資金繰りの確認
- 金融機関対応
- 補助金の活用
- 経営資料の作成
- バックオフィスの業務改善
これらは、すべて異なる知識や経験が必要となる仕事です。
例えば、給与計算に強い方が資金繰りも得意とは限りません。また、会計ソフトの運用に詳しい方が金融機関対応に慣れているとも限りません。
「経理」と一言で言っても、実は幅広い役割があるのです。
採用だけで課題が解決するとは限らない
経理担当者を採用したからといって、
- 資金繰りが改善する
- 経営資料が整う
- 融資に強くなる
- バックオフィスが効率化される
- 社長が経営に集中できるようになる
とは限りません。
経理担当者のスキルや経験は人によって大きく異なります。
また、採用した後に、
「思っていた仕事をお願いできなかった。」
「業務がその人に集中してしまった。」
「結局、社長しか分からない状態が変わらなかった。」
というケースも少なくありません。
採用は大切な経営判断ですが、それが唯一の解決策ではありません。
必要なのは「役割」を整理すること
大切なのは、
「誰を採用するか。」
を考える前に、
「何をお願いしたいのか。」
を整理することです。
例えば、
- 社内で行う業務は何か
- 外部に任せられる業務は何か
- 社長が確認するべき数字は何か
- 資金繰りは誰が確認するのか
- 金融機関との相談は誰が行うのか
こうした役割を整理することで、本当に採用が必要なのか、それとも別の方法があるのかが見えてきます。
社内と社外を組み合わせるという選択肢
中小企業では、
「採用する」
「すべて社長が行う」
の二択ではありません。
- 社内で入力業務を行う
- 資金繰りは外部に相談する
- 融資や補助金は必要な時に支援を受ける
- バックオフィスの仕組みを整える
といったように、社内と社外を組み合わせるという方法もあります。
会社の成長段階によって、必要な体制は異なります。
だからこそ、「まず採用する」ではなく、「会社に必要な役割は何か」を考えることが大切です。
まとめ
経理担当者を採用することが悪いわけではありません。
しかし、一人の経理担当者に、経理・資金繰り・金融機関対応・補助金活用・業務改善など、すべてを求めることは簡単ではありません。
大切なのは、「誰を採用するか。」ではなく、
「会社にどのような経営管理の仕組みが必要なのか。」
を考えることです。
株式会社eLectio Raiseでは、群馬県東毛地区、栃木県南部、埼玉県北部の中小企業を中心に、経理・資金繰り・融資支援・補助金支援・業務改善を一体で支える独自サービス、
「社外経営管理部サービス™」
を提供しています。「どのような人を採用すればよいか分からない。」「そもそも採用が必要なのか分からない。」「経理や資金繰りを誰に相談すればよいか分からない。」
そのような場合は、まずは現在の経営管理の状況を整理するところから始めてみてはいかがでしょうか。
※なお、「社外経営管理部サービス™」は、当社が提供する経営管理支援サービスの名称として商標登録出願中です。