2026.06.11
社長が経理に追われない会社づくり
経営者の仕事は何でしょうか。
営業でしょうか。
現場でしょうか。
採用でしょうか。
もちろん、どれも大切です。
しかし、本来の経営者の仕事は、
「会社の未来を決めること」
だと私は考えています。
どの事業に投資するのか。
どの人材を採用するのか。
どの取引先と付き合うのか。
どの市場に挑戦するのか。
会社の方向性を決めることこそが、経営者の最も重要な仕事だと思います。
気が付けば経理に追われている
しかし、多くの中小企業では、
経営者が本来の仕事以外にも多くの業務を抱えています。
請求書の発行。
入金確認。
支払予定の確認。
給与資料の準備。
勤怠の確認。
税理士への資料提出。
金融機関への提出資料作成。
どれも会社を運営する上では必要な業務です。
ただ、それらに追われることで、
本来経営者が使うべき時間が失われているケースも少なくありません。
社長の時間は会社で最も貴重な経営資源
私は、会社の中で最も高価な人件費は社長の時間だと思っています。
例えば、
月に10時間の管理業務。
年間では120時間になります。
月に20時間なら年間240時間。
その時間を営業や採用、組織づくり、新規事業の検討に使えたらどうでしょうか。
会社の未来は大きく変わるかもしれません。
経営者の時間は有限です。
だからこそ、どの業務に時間を使うかが重要になります。
経理は重要。でも社長がやるべきとは限らない
もちろん、経理は会社経営に欠かせません。
数字を把握することは非常に重要です。
しかし、
「数字を見ること」と「数字を作ること」
は別の業務です。
経営者が見るべきなのは、
利益が出ているのか。
資金繰りは問題ないのか。
今後の投資余力はあるのか。
といった経営判断に必要な数字です。
一方で、
請求書の発行や勤怠集計、資料整理などは、必ずしも社長自身が行う必要はありません。
経理担当者を採用するだけでは解決しないこともある
経理担当者を採用すれば全て解決するわけでもありません。
経理担当者はいても、
資金繰りが見えない。
金融機関対応が属人化している。
業務フローが整理されていない。
そんな企業も数多くあります。
大切なのは、
誰が入力するかではなく、
会社全体の管理体制が整っているかどうかです。
社長が経営に集中できる環境をつくる
会社が成長するためには、
社長が経理に追われるのではなく、
経営に集中できる状態を作ることが大切です。
私はこれまで多くの中小企業と関わる中で、
社長が管理業務を抱え込みすぎている場面を数多く見てきました。
だからこそ、
経理を効率化すること。
管理体制を整えること。
数字を見える化すること。
それによって、
社長が未来を考える時間を作ること。
そこに価値があると考えています。
社長が経理に追われない会社づくり。
それは単なる業務効率化ではなく、
会社の未来をつくるための第一歩なのかもしれません。